今日はちょっとマニアックな、いや、だいぶマニアックなお話しになりますが、クワガタの’’越冬’’について皆さんにシェアできれば良いなと思っております!
かれこれ4年程前に、初めてカブトムシの幼虫を飼育することになり(詳細は割愛します)、それがきっかけでどんどんハマっていき、クワガタにも手を出したという感じです。。
ちなみにですが、カブトムシの成虫は寿命がとても短いため越冬せず、幼虫が越冬します。(うちに現在10匹程います)
先ほどから越冬越冬言っておりますが、越冬とはなんぞや。ということです。漢字から何となく意味はわかると思いますが、越冬とは、’’冬の寒さを耐えて生き抜くこと’’だそうです。’’冬眠’’は皆さん聞いたことがあると思いますが、越冬と冬眠は意味が少し違うようで、冬眠は、’’休眠して体力を温存して乗りきること’’だそうです。
ということは、越冬とは寝ているわけではなく、クワガタは変温動物なので、寒さによって動きが鈍くなっているのです。
では、全てのクワガタが越冬するのか?という疑問が出てきますよね。基本的な考え方としては、国産の寿命が長いクワガタ、すなわち、オオクワガタ、ヒラタクワガタ、コクワガタ等が越冬し、逆に寿命が短いクワガタは越冬できません。例えば、ノコギリクワガタやミヤマクワガタです。
ここで更に疑問に思うことが出てくると思いますが、外国産はどうなの?ということです。結論から言いますと、越冬するものもいれば、必要ないものもいます。例えば、一年中気温の変化がないような国や地域(亜熱帯等)が産地のクワガタは、気候の変動がないため越冬の必要がないということです。もっと細かいことを言えば、ドルクス(Dorcus)属と言われている種類(オオクワガタ等)が越冬し、国産で言えばミヤマクワガタはルカヌス(Lucanus)属、ノコギリクワガタはプロソポコイルス(Prosopocoilus)属になるので越冬はしません。ドルクス(Dorcus)属の特徴としては、体が黒く平たい種類が多いです。
さて、やっと本題に入りますが(笑)、今回は’’グランディスオオクワガタ’’の越冬についてです。こちらは外国産のオオクワガタになりますが、国は不明です。ラオスやミャンマーに多く生息しているようです。一年中温暖気候の国に生息しているのになぜ越冬するのかというと、比較的標高が高い地域に生息しているからだそうです。
昨年の夏に友人から譲りうけ、毎日ゼリーを食べまくり元気モリモリでしたが、室内飼育しておりますが寒くなり最近ゼリーを食べなくなってきたので、越冬セットを準備しました!
先ず初めに何を準備するかと言いますと、こちらです!ダイソーの900㎖のボトル。白をメス用、黒をオス用にしてみました^^


このまま使うと酸欠で死んでしまうので、蓋に穴を開けます。違うボトルですが、こんな感じであけます。
このアルミは錐(きり)で簡単に開きますが、プラは錐の先端を火で熱してからでないと開きません。。。ちょっと手間ではありますが、クワガタの為ならそんな手間も惜しみません!笑
あ、ちなみにこのアルミのケースは、幼虫管理用です♪そちらはまた別の記事にて♪


昆虫ケージでも良いですが、越冬中はほぼほぼ動かないので、こういった小さいケースで十分です。
さて、容器の準備ができたら次にやるのは、マット(土)の準備です。マットも本当に色んな種類があり、実際めっちゃ悩みます。ホームセンターの人に聞いたり、成分をみて色々調べたり、そんな感じでした。
そこで、今回使ったのが、こちら【水苔】です!今回はハムスターとかに使う’’ふわふわマット’’と混ぜて使いましたが、水苔だけで十分です。水苔はホームセンターの園芸コーナーに置いてます♪


さて次は、このブルーのたらいに水をはり、水苔をつけます。こんな感じでひたひたに。



そしたら水を絞ります。水が垂れない程度にこんな感じで。


なぜ水苔かと言うと、乾燥しにくいからです。越冬の際は、温度管理と乾燥に気を付けなければいけません。普通の土でも越冬はもちろんできますが、虫が湧きやすかったり乾燥しやすいので、その点、水苔がとっても優れものなのです。水苔も乾燥しないわけではないので、そこは注意してくださいね!
水を絞って’’ふわふわマット’’と大体6:4(水苔6のふわふわ4)くらいの割合で混ぜ、容器の7割くらい入れていきます。こんな感じです。

そしたら餌(ゼリー)を入れます。越冬中はほぼ食べませんが、冬眠しているわけではないので、万が一起きてきた時にご飯がないと死んでしまう場合もあるので、必ず入れます。うちで使っているゼリーはこちらです^^



ゼリーを入れたら、いよいよクワガタちゃんを投入します♪
ケースが小さいかな?と心配なようであれば、もうちょっと大きめでも良いと思います^^



はい、こんな感じでオスが潜り始めました♪

メスはあっという間に潜り、こんな感じでずっと底にいます。笑

これで越冬セットが完了しました。
越冬にはメリットもありデメリットもありますが、最後に、越冬について簡単にまとめてみたいと思います。
意外と簡単にできるので、これから飼育してみたい!子供が欲しいと言っている!という方は、是非是非参考にしてみて下さい♪
★準備するもの
飼育ケース・水苔・(ふわふわマット)・水・ゼリー
★メリット
長生きする
メスは卵をいっぱい生む
エサ代の節約
★デメリット
動いている姿を見れない
そのまま死んでしまう可能性もある
★管理方法(注意点)
①温度管理
ストーブとか暖房器具がない玄関が好ましい。10度以下が完全に越冬できるので、0度から10度の間で室内管理。
そういった環境が用意できなければ、逆に越冬しないほうが良い。(通常飼育)
②乾燥
クワガタは乾燥に弱い。保湿性に優れた飼育ケースを使うのが良い。水苔が乾燥したら霧吹きをしてあげる。
(1週間に1回は要チェック!)
③餌
越冬は眠っているわけではないので、お腹を空かせて餌を探す場合もある。その為、餌切れには要注意。
コメント